いきいき音楽科

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【初心者のための音楽理論講座】3-6「キーとスケール⑥」

お疲れ様です! いきくんです。

今回の記事は「初心者のための音楽理論講座」3-6「キーとスケール⑥」です。

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前回の記事をまだ読んでいない方はこちら「キーとスケール⑤

 

メジャースケールの各音の機能

前回は、メジャーキーは主音から始まるメジャースケール、マイナーキーは主音から始まるマイナースケールによって構成されているということを覚えましたね。

 

また、スケールの1番目の音は「主音」、7番目の音は「導音」という役割を持っていることも勉強しましたが、

 

実はそのほかの音にもちゃんと役割=機能が割り当てられています。

 

★Cメジャースケールの場合

・ド=「主音(トニック)

・レ=「上主音(スーパートニック)」

・ミ=「中音(ミディアント)」

・ファ=「下属音(サブドミナント)」

・ソ=「属音(ドミナント)」

・ラ=「下中音(サブミディアント)」

・シ=「導音(リーディングトーン)」

 

「主音」は前回勉強したように、このキーにおいて引力を持っている音です。

太字にしてある「下属音」と「属音」という言い方は今後も登場するので、覚えておいてください。

 

それ以外については、ひとまず「導音」だけ分かっていれば問題ないでしょう。

「初心者のための音楽理論」をマスターした後に、改めて覚えればいいと思います。

 

各音のはたらき

この辺りの事は、実感とともに追い追い覚えていけばいいと思いますが、一応列記しておきます。

 

①安定度

「主音」「中音」「属音」は比較的安定している音です。

「上主音」「下中音」はやや不安定で、他の安定した音へ向かう性質が「少し」あります。

「下属音」「導音」は、半音の関係にある「主音」や「中音」に向かう性質を「強く」持っています。

 

②キャラクター

「主音」は引力を持っている、キーの中心となる音です。

「上主音」「下属音」は他の音へつなぐ役割を担うことが多いです。

「中音」と「下中音」はキーの雰囲気を決めている音です。特に「中音」によってメジャーかマイナーかがはっきりと決まります。

「属音」は「主音」に進むと強い進行感を生み出すことができるため、「導音」とセットで使われることがよくあります。

 

マイナースケールの場合

基本的にマイナースケールも、メジャースケールと同じです。

ただし、ナチュラルマイナーの7番目の音は、主音と全音の関係にあるため、少し扱いが変わります。

 

★Aナチュラルマイナースケールの場合

・ラ=「主音(トニック)

・シ=「上主音(スーパートニック)」

・ド=「中音(ミディアント)」

・レ=「下属音(サブドミナント)」

・ミ=「属音(ドミナント)」

・ファ=「下中音(サブミディアント)」

・ソ=「自然導音」

 

ハーモニックマイナー、メロディックマイナーについては、7番目の音が半音上がっているため、通常の「導音」としての機能を持っています。

 

まとめ

今回はスケール上の各音の機能について説明しましたが、「主音(トニック)」「下属音(サブドミナント)」「属音(ドミナント)」という言い方を覚えて頂ければ、ひとまずOKです。

 

また、これはあくまで単音で見たときにそれぞれの音がどういう立ち位置なのか、というお話です。

今後登場する、コードにした場合の機能とは少し異なるので、注意してください。

 

【次回】キーとスケール⑦

【前回】キーとスケール⑤

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