いきいき音楽科

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【初心者のための音楽理論講座】2-8「コード⑧」

お疲れ様です! いきくんです。

今回の記事は「初心者のための音楽理論講座」2-8「コード⑧」です。

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前回の記事をまだ読んでいない方はこちら「コード⑦

 

シックスコード

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メジャーおよびマイナーのトライアドに、ルートから長6度、すなわち「ものさし」上の「6」にあたる音を乗せたものがシックスコードです。

 

セブンスコードはトライアドに「7」か「♭7」の音を乗せますが、シックスコードではその代わりに「6」を乗せるんですね。

 

C6(シーシックス)

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メジャーシックス:1、3、5、6

 

 

Cm6(シーマイナーシックス)

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マイナーシックス:1、♭3、5、6

 

コードの転回形

コードトーンの順番を並べ替えることを「転回」と言います。

 

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ルートが1番下に来ている状態が「基本形」、

3rdが1番下に来ている状態が「第一転回形」、

5thが1番下に来ている状態が「第二転回形」、

7th(6th)が1番下に来ている状態が「第三転回形」です。

 

転回形については、実際の曲で重要なのは「並び順」ではなく、どのコードトーンが「1番下」に来るかです。

 

分数コード

コードネームでは、転回形は分数で示します。

分子がコード、分母が1番下に来る音(ベース音)です。

(例)

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分数コードは、転回形以外に、分子のコードと別の音をベースで鳴らす際にも使われます。具体的な使用方法は後の回で。

(例)

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ちなみに、分数コードは英語でスラッシュコードですが、

「C/E」を「ConE」と表記している楽譜もあり、日本では「オン・コード」という言い方もされています。

 

転回形の補足

 

シックスコードの転回形

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メジャーシックスコードの第三転回形は、長6度上(短3度下)のマイナーセブンスコードの基本形と同じです。

 

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マイナーシックスコードの第三転回形は、長6度上(短3度下)のマイナーセブンス♭5(ハーフディミニッシュ)コードの基本形と同じです。

 

サスフォートライアドの転回形

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サスフォートライアドの第一転回形は、サスツートライアドと呼ばれることがあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

8回にわたってコードについて解説してきましたが、

 

・基本的なトライアドとセブンスコードの種類

・コードネームの読み方、コードトーンの考え方

・コードの転回という考え方

 

以上がなんとなくわかっていればOKです。

次回は確認テストを行います。

「ものさし」を使って復習しておいてくださいね!

 

【次回】第二回、確認テスト

【前回】2-7「コード⑦」

【シリーズ一覧】初心者のための音楽理論講座

 

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