お疲れ様です! いきくんです。
今回の記事は「初心者のための音楽理論講座」2-1「コード①」です。
前回の記事をまだ読んでいない方はこちら「第一回、確認テスト」
コードとは
第1回「インターバル」の内容は理解出来ましたか?
今回から第2回「コード」のお話しに入っていきましょう。
コードとは、いくつかの音を重ねたものです。
たとえば、これは「ド」という単音。
これは、「ド」と「ミ」と「ソ」を重ねたもの。
★コード①
一方、こちらは「ド」と「ミ♭」と「ソ」を重ねたもの。
★コード②
コードトーン
「コード①」は「ド、ミ、ソ」、「コード②」は「ド、ミ♭、ソ」という音を重ねたものでした。
このようにコードを構成する音(構成音)のことを、コードトーンと言います。
コードネームとコードタイプ
「コード①」と「コード②」では響きのキャラクターが違いますよね。
前者は明るい響き、後者は暗い響きに聞こえると思います。
この響きは、コードトーン同士のインターバルの関係によって決まります。
(インターバルが分からない人はこちら!)
この響きについて、明るいコードは「メジャー」、暗いコードは「マイナー」というように種類分けしたものを、コードの種類=コードタイプと言います。
具体的なコードタイプは次回から覚えていきましょう。
そして、明るいコードタイプ(メジャー)の、「ド、ミ、ソ」というコードの名前は「C」。
というように、個別のコードに名前をつけてやったものが「コードネーム」です。
楽譜にコードを記す際、基本的にはこのコードネームが使われます。
コード進行とは
「コード」が音を縦に重ねて、なんらかの響きを作った状態だとしたら、
その「縦の響き」の「横の流れ」がコード進行です。
一般的な曲は、このコード進行上に、合ったメロディを乗せることで成り立っています。
まとめ
・コード=いくつかの音を重ねたもの(和音)。
・コードトーン=コードの構成音。
・コードタイプ=「メジャー」「マイナー」など、コードの種類。
・コードネーム=個別のコードの名前。
・コード進行=いくつかのコードを横に並べたもの。
はい、「コード」という言葉がゲシュタルト崩壊しそうですね。
専門用語は、実際に使っていくことで少しずつ慣れていきましょう。
次回は、コードの種類を見ていきますよ!
【次回】2-2「コード②」
【前回】第一回、確認テスト
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