いきいき音楽科

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【初心者のための音楽理論講座】0-2「勉強を始める前に」

お疲れ様です! いきくんです。

今回の記事は「初心者のための音楽理論講座」0-2「勉強を始める前に」です。

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音楽理論は必要か?

みなさんは「音楽理論」って必要だと思いますか?

 

音楽って芸術だし、聴いて気持ち良ければいいんじゃないの?

理屈に縛られるより、自由に感じるままに、音を楽しんだ方がいいんじゃないの?

 

そんな意見をよく聞きます。

音楽理論の勉強を始める前に、まずこの問いに明確に答えておきましょう

 

音楽理論は「必要か」「必要じゃないか」とか「役立つ」「役立たない」とか「知ってる」「知らない」とかじゃないんです。

 

「ある」んです

 

西洋音楽のしくみ

是非こちらの記事を合わせて読んでもらいたいのですが、

www.iki2music.work

音楽は、言語です。

 

一般的な西洋音楽=皆さんがよく知っているようなクラシック音楽や、J-POP、アニソン、ボカロ、洋楽、ジャズなどほとんどのポピュラー音楽は、全て共通の言語で作られています。

 

「なえぽよ~」「マジ卍」のような新しい言葉でも、大河ドラマで武士の皆さんが喋ってらっしゃるような言葉遣いでも、それが日本語であるという大前提は変わりません。

 

で、僕たちネイティブ日本語スピーカーは、日本語に文法が「必要」かどうか、日本語の文法が「役に立つ」かどうか、そんなこととは関係なく日本語を使っているし、そんなこととは関係なく日本語の文法はたしかに「ある」わけです。

 

音楽語の文法にも、これと全く同じことが言えます。

 

(もちろん、西洋音楽とは異なる語法の音楽もこの世界には存在します。それらは、今回の講座の対象外となります。)

 

この講座の目的

前回も言った通り、この講座での「音楽理論」とは「音楽の文法」のことです。

なぜ「文法」を学ぶのか。

それは僕たちが音楽語に対して、日本語ほどにネイティブではないからです。

 

英語が分からない人が、英語のTEDトークを字幕なしで見たとしましょう。

発音がかっこいいと思ったり、エモーショナルな喋り口調に感動することは出来ると思います。

ですが、喋っていることの具体的な意味は、英語を勉強しないとわかりませんよね。

英語が分かる人は「なるほど」「ふむふむ」と頷きながら聞いているのに、英語が分からない人はその内容を共有することが出来ません。

 

もちろん音楽語は、他言語と比べて、意味が分かっていなくてもその芸術的な側面だけで楽しめる割合がデカいという特徴があり、魅力の一つではあります。

でもやっぱり、 そこに具体的な意味がある以上は、音として聞くだけじゃなくて、内容まで分かるようになりたいと思いませんか?

 

この講座の目的はズバリ、音楽語を「なるほど」「ふむふむ」とちゃんと内容を理解しながら聴けるようになることです。

 

さて、目的がはっきりしたところで、次回はいよいよ「インターバル」の解説に入っていきますよ!  

 

【次回】1-1「インターバル①」

【前回】0-1「オーバービュー」

【シリーズ一覧】初心者のための音楽理論講座

 

ニコニコ動画で「ようこそジャパリパークへ」を題材に音楽理論を丁寧に解説する動画シリーズも投稿していますので、そちらも是非!

www.iki2music.work

 

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