お疲れ様です! いきくんです。
たまには、ジャズの動画を紹介する系の記事も書いてみようかな、と。
ジャズは難しい?
ジャズって難しくてよくわからない、という意見をよく聞きます。
もちろん、初めから複雑なハーモニーに心地よさを感じられる人もいると思います。
ですがそうではない人が多いのも事実。
やれジョンコルトレーンだとか、オーネットコールマンだとかをいきなり聞かされて、「好きになりなさい」と言われても難しい場合が多いです。
(僕は今となっては二人とも大好きですが。)
ところが、よくある「初心者向け」を謳う記事は(日本で言うところの)モダンジャズの名盤しか紹介していません。
しかも、「これを知らずしてジャズを語るなどけしからん」みたいな空気感。
僕はジャズを「専門」にしていますが、J-POPやボカロ、アニソンにハマっていた&吹奏楽部ガチ勢だった中学時代、マイルスデイヴィスですら意味不明、チャーリーパーカーですら意味不明でした。
クラシック音楽が好きな人だって、いきなり現代音楽にはまる人もいれば、バッハ気持ちいいー!って人もいるわけです。
J-POP好きだって、サカナクションが好きな人もいれば、ゆずが好きな人もいるわけです。
一括りにして考える必要はありません。
巷のジャズおじさん、自称ジャズフリークみたいな人の「初心者はまずこれを聴きなさい」という言葉に耳を貸す必要もありません。
初めて聞いたジャズがボカロで、それを好きになったなら、それがあなたにとってのジャズで良いのです。入り口は人それぞれです。
ハッピーなジャズをご紹介します
さて、難解なモダンジャズを聴いて「意味不明」と思っている皆さん、意味なんて考えなくて大丈夫です。
(余計な意味を考えて聞いている人は、ジャズを難しい音楽だと感じているようです。逆に、余計な意味を考えるのが好きで、音楽を聴いていないのに意味だけ語りたがる自称ジャズマニアもいるようです。実は、余計なことを考えなければ、ハッピーなジャズでも、現代的で複雑なジャズでも、同じように聴くことが出来ます。……が、その話はまた今度。)
騙されたと思って、通勤通学の電車で今日ご紹介した曲をBGMにしてみて下さい。
ちょっと楽しい気分になれるかもしれません。
もちろん、そうでない人もいると思います。
この世界は自由です!
ともかく、この記事では独断と偏見でハッピーな音楽をご紹介します!
ウンチクは最低限に、とにかくリズムに乗って聞いてください。
スコット・ハミルトン
大御所テナーサックスプレイヤー。メインストリームなサウンドに定評があります。
ジェイソン・アニック
バイオリニストのジェイソン・アニックがリーダーを務める、アメリカで大人気のバンド「リズム・フューチャー・カルテット」。ジプシー・ジャズの編成による、ビ・バップの語法での演奏が特徴です。
バディ・デフランコ
バディ・デフランコはビ・バップのクラリネットプレイヤーですが、このアルバムではセプテットの編成で、スウィング時代の名曲を超ハッピーに演奏しています。
いかがでしたでしょか?
今後も定期的に、日本ではあまり紹介されていないジャズプレーヤーなんかを紹介していければと思います!