いきいき音楽科

アメリカ在住音楽家いきくんの発信基地。ジャズを中心に、音楽理論、作編曲、アニソン、音楽哲学まで幅広く惜しみなく情報をシェアしています。

【リズム感を鍛える】メトロノームの音を鳴らさずに使ってみましょう

お疲れ様です! いきくんです。

今回は、練習方法に関するお話です。

 

メトロノームに合わせる練習

「リズム感」とか、「テンポ感」という言葉がありますよね。

この辺の言葉の定義は曖昧なので、今回は曖昧なままお話ししますが、

 

「リズム感が悪い」「テンポ感がない」と言われた時、皆さんはどんな練習をするでしょうか?

 

やっぱり、メトロノームを使った練習ですよね。

 

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ですが、メトロノームの音にピッタリ合わせて演奏するだけでは、実はあまりリズム感が養われていなかったりします。

 

テンポは自分で作り出すもの

メトロノームが鳴っていると、ブレない完璧なテンポがすでに存在しているところに、

自分が合わせに行っている状態になってしまいます。

 

これでは、自分の中にテンポを確立している必要がなくなります。

メトロノームの音を聞きながら、いくらでも微調整出来てしまうんですよね。

 

メトロノーム練習で大切なのは、メトロノームの音を聞きながら、そこに合わせに行くのではなく、共に歩いている感覚になることです。

 

ただ、テンポ感が悪い状態では自分の中から正確なテンポを作り出すことが出来ない。これでは、鶏が先か卵が先かみたいな話になってしまいます。

 

ということで、今回はメトロノームと共に歩く、一歩前の段階の練習方法をご紹介します。

 

メトロノームアプリを無音で使う

アナログのメトロノームだと出来ないので、iPhoneにメトロノームアプリを入れておくことをオススメします。

 

そして練習するとき、メトロノームのボリュームをゼロにした状態で、視覚だけでテンポを捉えて演奏してみましょう。

 

聴覚がメトロノームに支配されていると、無意識のうちにそれを聞いて微調整してしまうので、はじめはなかなか「共に歩む感覚」がつかみ辛いです。

 

テンポの認識を視覚だけで行うことによって、実際に聞こえる音が自分の演奏だけになるので、自分自身のテンポをはっきりと捉えることが出来ます。

 

自分のテンポとメトロノームのテンポを分離して、客観的に分析できるようになるのです。

 

この練習は複数人でやるのもおすすめ

バンドのスタジオ練習や、吹奏楽部のパート練習、合奏練習なんかで、これをみんなでやるのもオススメです。

 

みんなから見える位置に無音のメトロノームを置いて、実際に生み出すテンポを演奏者同士で共有する練習です。

 

リズム感やテンポ感に関する考え方は、確実に理論化されているわけではないため、人それぞれ色々あると思います。

 

今回の記事の内容が誰にでも通じる100%正しい練習方法とは言い切れませんが、試してみる価値はあると思いますよ!