お疲れ様です! いきくんです。
今回の記事は、以前のニコ生「劇的に耳が良くなる相対音感トレーニング」のまとめです。
相対音感の必要性
例えば、音を鳴らされたとき、「ドだねー」「ソだねー(カーリング女子風)」
と、一発で答えられる人は絶対音感の持ち主です。
ですが、実際に曲を聞くとき「音の名前」が分かればその曲が理解できるのかというと、そうではありません。
西洋音楽には調性があって、和声は機能を持っています。
たとえば「Cメジャーキーの曲」で「F」というコードが鳴っているとき、「ファ、ラ、ド」が鳴っているとうことが一発で分かる絶対音感は、たしかに便利です。
ただ、どちらかというと「今、キーの中心(重心)から4度離れたところにいるな」とか「サブドミナントのはたらきが聞こえるな」とか、そういうことが分かる方が曲を理解するうえでは重要です。
相対音感は誰でも身につく
そしてこの能力は、「実際に聞こえる響き」に名前を付けて覚えていくだけなので、
僕たちが普段、曲を「タイトル」で認識して、区別しているのと本質的には同じです。
「これは大石昌良さんの「ようこそジャパリパークへ」だ」とか、「これは田中秀和さんの「灼熱スイッチ」だ」と区別できる人であれば、誰でも後天的に身に着けることが出来ます。
トレーニングの準備
それでは本題です。
まず、鍵盤楽器や鍵盤アプリを準備しましょう。
次に、聞こえた音と「同じ高さの音を歌う」ことが出来るか確認しましょう。
「ド」の音を弾いて、同じ音を歌ってみてください。
もちろん、自分が声を出しやすい音域の「ド」でいいですよ。
この段階でつまずく人は、ほとんどの場合「合っているかどうか自信がない」か「合わせにいく自信がない」だけです。
一度歌が得意な友達に手伝ってもらって、「合っている状態」が分かれば難なく次に進めると思います。
トレーニング開始
このトレーニングは7つのSTEPに分かれていますが、少し変則的です。
STEP1とSTEP2を練習した後は、1と2が入れ替わります。つまり、STEP2がSTEP1に、STEP1がSTEP2になります。
その後は順当にSTEP7まで進んでいきます。
スマホに鍵盤アプリを入れておけば、ちょっとした空き時間で出来るトレーニングなので、是非試して頂きたいです。
もちろん、最初はSTEP1と2だけ、とかから始めて、少しずつ進んでいけば大丈夫です。
……なんかこのサクッと本題に入らない書き方、怪しいセールスみたいになってますね(笑)
別に、このトレーニング方法に料金をつけて売るつもりはないです。無料です。
で、なんでサクッと本題に入らなかったかというと、ここから先は実践編なので、文字では限界があるからです。
今回紹介した相対音感トレーニングの内容はYouTubeに動画をアップしましたので、是非そちらをご覧ください。
動画はコチラ!
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