いきいき音楽科

アメリカ在住音楽家いきくんの発信基地。ジャズを中心に、音楽理論、作編曲、アニソン、音楽哲学まで幅広く惜しみなく情報をシェアしています。

音楽理論が覚えられない→何を覚えたらいいのか知らないだけ

お疲れ様です! いきくんです。

はてなブログを始めてみました。初投稿です。

 

本題と関係ないことを冒頭にダラダラ書くというのは、ブログ運営のセオリーに反しているとは思うのですが、ひとつだけ言わせてください。

 

はてなブログ、むずすぎ!!

 

デザインとか自由が利くらしいし、アドセンスも早めに導入したいと思っているので、最初から意気込んでPROにしてみたんです。

たしかに昔やってたアメブロと比べて圧倒的に自由度が高い。カスタマイズ性抜群。

でもこれ、ほとんど1からコード書いてるようなもんじゃん……!

 

というわけで、まず形を整えるまでに1週間徹夜で作業しました。眠い。

 

音楽理論は難しい?

ところで、この記事にたどり着いたあなたは「音楽理論」に興味があったり、勉強したいと思っていたりすることでしょう。

今回、この記事を書くにあたって「音楽理論」でいろいろ検索してみました。

特に、Twitterとか、知恵袋とかを中心に、世間一般の人たちが「音楽理論」についてどんなイメージや、悩みを持っているのかを知っておこうと思ったんです。

 

で、まあ結果は概ね予想通りでしたが、

音楽理論は難しい

と多くの方が思ってらっしゃるようです。

 

その他にも、

・音楽理論が覚えられない

・そもそも何に必要なのか分からない

・ややこしくて混乱する

なんて意見が多数。

 

何が分かっていて、何が分からないのか

知恵袋で「音楽理論が難しい」と言って質問している人の文章を読んでみると、ある一定の傾向がありました。

 

「音楽理論が難しくて覚えられません。Cが1度のときEが3度ということですが、ではモーダルインターチェンジというのはどういうときに使えるのでしょうか? 全く分かりません。どなたか教えてください。」(この質問文はフィクションです)

 

という具合です。

これ、前後の文章が全く繋がっていないんですよ。でも、恐らく本人は本気で質問しています。

 

「Cが1度のときEが3度」ということをこの人はもう分かっている。どこかから仕入れてきた「難しそうな専門用語」の意味をまだ知らないだけ。

であるにも関わらず、この人は音楽理論が「難しくて覚えられない」「全く分からない」という勘違いをしているのです。

 

それ、もう分かってるよね?

似たような話でこんなのがあります。

これは僕が2年くらい前に、これから音楽の道に進もうとしている後輩と話した時のことですが、

後輩「最近、理論を習い始めたんですけど、なかなか難しくて……」

ぼく「へーそうなんだ。どの辺がわからないの?」

後輩「モードスケールとか、全然覚えられないんですよね」

ぼく「モードスケールか。名前は覚えてる?」

後輩「アイオニアン、ドリアン、フリジアン、リディアン、ミクソリディアン、エオリアン、ロクリアン、ですよね?」

ぼく「あ、覚えてるじゃん。じゃあアイオニアンを基準にして、リディアンはどこが変わるかわかる?」

後輩「4番目が#でしたっけ?」

ぼく「ミクソリディアンは?」

後輩「7番目が♭ですよね?」

ぼく「ドリアンは?」

後輩「3番目と7番目が♭」

ぼく「……(?)」

後輩「難しいなあ。トイレに張り紙とかしてこれからじっくり覚えます。」

ぼく「……(???)」

 いや、難しいとか言っておいて実はちゃんとわかっているみたいなタイプのネタだった可能性もワンチャンありますが、そういう関係性の後輩でも無かったので。

モードスケールについて、この後輩はもう分かっているし、覚えているんです。ところが本人は「モードスケールは難しいもの」と思い込んでいるから、これから時間をかけてじっくり覚えないといけないと考えている。

 

これ、よくよく考えてみたら、この1週間はてなブログのデザインでCSSと奮闘していた僕にも同じことが起きていたんです。

「見出しの枠の色を変えたいのに変えられない。CSSむずすぎ!!」

って思っていたんですが、コピペで持ってきたCSSのコードがうまくいじれなくて困っていただけで、CSSがむずすぎるわけではない

 

・見出しタグ「h」とか枠線の色「border-color」とかシンプルな単語

・書き方の基本的なフォーマット(「{」とか「;」とかの使い方)

・カラーコード 

が分かれば枠の色を変えることはもう出来るんです。

 

結局、音楽理論が分からなくて悩んでいる人の多くは、

1、何が分かっていて、何が分からないのか分かっていない
2、どこまで分かったら「分かった」になるのか分かっていない

だけなのです。で、そうやって足踏みしているところに、

 

「理論なんて知らなくても感覚でOK」

「理論は所詮後付け。理論にとらわれ過ぎてはいけない」

 

みたいな、理論を覚えた後で考えるべき情報が入り込んできて、結局「音楽理論は難しくてよくわからないもの」と思い込んだまま月日が流れて行ってしまう……。

これは非常に勿体ないことです。

 

音楽理論、まずやるべきことは?

たしかに、複雑で難解で現代的な和声の理論というものも存在します。

ですが、ネプリーグで林修先生にしか読めない漢字がたくさんあるからって、僕たちは「漢字が読めない」とは思っていませんし、三ツ星レストランのシェフのような味が出せないからって、僕たちは「パスタが茹でられない」とは思っていないですよね。

 

これから音楽理論を覚えようと思っている人が一番初めにやるべきことは、音楽理論の入門書を買ってきて1ページ目からじっくり読み進めることでも、難しい専門用語の意味をググッて「うーん」と思い悩むことでもないのです。 

音楽理論において、何が分かったら「分かった」になるのかをまず知りましょう。

僕たちが普段話している日本語にも、知らない単語や複雑な文法がまだまだあることでしょう。でも、主語と述語と修飾語がとりあえず分かっているから、僕たちは「日本語が分かる人」なのです。

 

このブログではこれから初心者のための音楽理論講座を連載していきますが、その第一回では、音楽において、何と何と何が分かっていれば「音楽語が分かる人」になるのか、つまり、音楽理論のオーバービューから始めようと思っています。

 

そしてこれは、「とりあえず最低限必要な知識をピックアップ」ではなくて、「基本はこれが全て。後は例外や、大学教授が研究するレベルのもの」ってことです。

 

次回の更新を楽しみにお待ちください!

 

※2019/03/21追記 「初心者のための音楽理論講座」始まりました!

www.iki2music.work